業務用鉄板焼き(グリドル)の選び方|お好み焼きにも!適した仕様と判断基準
2026.01.12
- 飲食店の開業

業務用鉄板焼き(グリドル)は、お好み焼きや鉄板焼きの提供スピードや仕上がりを左右する重要な設備です。
しかし導入後に、「回転が追いつかない」「焼きムラが出る」「清掃に手間がかかる」と悩む店舗も少なくありません。
この原因の多くは、価格やサイズだけで選んでしまうことにあります。
そこで本記事では、板厚・火力・加熱方式・清掃性・コストといった観点から、現場運用を前提にした業務用鉄板焼きの選び方を解説します。
失敗しやすいポイントや回避策もお伝えするので、導入検討中の方はぜひ参考にしてください。
業務用鉄板焼きを選ぶ基準とは?まず押さえたい5つのポイント
業務用鉄板焼き(グリドル)は仕様が多く、どれを選ぶべきか迷いやすい設備です。判断基準が曖昧なまま導入すると、回転率や焼き上がり、清掃性で後悔するケースもあります。
ここでは、失敗しないために押さえたい5つの判断ポイントを解説します。
提供枚数・席数に対して適正なサイズ・火力であるか
業務用グリドルを選ぶうえで意識したいのは、「自店の席数やピーク時の提供枚数に対して、焼き上げ能力が十分かどうか」です。
焼き上げ能力とは、単に鉄板の大きさだけでなく「同時に何枚焼けるか」「安定した火力で何分以内に提供できるか」といった要素を含みます。
鉄板のサイズや火力は「店舗規模×ピーク時の提供数×回転率」を基準に考える必要があります。
例えば、席数が多くピークが集中する店舗では鉄板が小さいと一度に焼ける枚数が限られ、提供待ちが発生しやすくなります。結果として回転率が落ち、売上機会を逃す原因になります。
一方で、価格だけを重視して選んだ場合、「鉄板が小さすぎる」「火力が弱く焼き時間が延びる」といった問題が起こりがちです。営業開始後にこれらの課題が表面化すると、オペレーション改善だけでは対応しきれず、設備の買い替えを検討せざるを得ないケースもあります。
まずはピーク時に必要な同時調理量と焼成時間を具体的に想定することが、失敗しない鉄板選びのポイントです。
板厚と蓄熱性は十分か(焼きムラの出にくさ)
業務用グリドルにおいて、板厚は「蓄熱量と温度の安定性」に直結する要素です。
特にお好み焼きは生地に厚みがあり、水分量も多いため、鉄板全体で均一に熱を伝える必要があります。
板厚が薄い場合、具材を乗せた直後や返したタイミングで鉄板温度が下がりやすく、焼きムラや仕上がりのばらつきが起こりやすくなります。結果として焼成時間が安定せず、ピーク時に提供が滞る原因になることもあるでしょう。
一方、板厚が十分にあるグリドルは蓄熱性が高く、連続調理やピークタイムでも温度が安定します。
そのため焼きムラが出にくく、仕上がりと提供時間のばらつきを抑えることができ、回転率の安定にもつながります。
板厚の目安としては16〜22mm程度が一般的です。
価格だけを優先して板厚を抑えると、導入後に焼成効率や品質面で後悔するケースもあるため、運用を前提に検討しておきましょう。

加熱方式:ガス式・電気式の違い、どちらが適しているか
業務用グリドルを選ぶ際、多くの方が迷うのがガス式と電気式のどちらを選ぶべきかという点です。
この選択は火力の強さだけでなく、回転率や運用スタイル、ランニングコスト、設置条件に大きく関わります。
ガス式と電気式の違いを、導入時に考えるべき判断ポイントとして整理すると以下の通りです。
- ガス式:回転率重視の専門店・ピークの上下が大きい店向け
- 電気式:温度制御の精度・安定性を重視する店舗向け
回転率を重視し、ピーク時に一気に提供数が増える専門店や、火力を使い分けながら調理したい店舗では、ガス式が向いています。
一方で、焼成温度を安定させたい場合や、仕上がりの再現性を重視する店舗では、電気式の特性が活きます。
どちらが優れているかではなく、自店の運用に合っているかを基準に判断することが重要です。
また、ガス設備の有無や電気容量といった設置条件も、加熱方式選定の判断材料になります。
清掃性・メンテナンス性は確保できるか
「業務用グリドルの清掃性の高さ」は日々の作業負担や労務コストに直結するポイントです。
清掃にかかる時間が短いほど、閉店後の作業が効率化され、仕込みや休憩に余裕が生まれます。
例えば、1日の清掃時間を5分短縮すると、月25日営業で約2時間、年間では20時間以上の差になります。この差は人件費に換算すると大きな課題になり、長期的な店舗運営のコスト構造にも影響します。
清掃性を判断するには、以下の点を確認してみましょう。
- 排油の流れ(導線)
- 鉄板の縁形状
- 排油トレーの容量
- 表面処理
排油がスムーズに流れない構造や、汚れが溜まりやすい縁形状では、毎日の清掃に手間がかかります。
清掃しにくい設備は、スタッフの負担やストレスにもつながる点にも注意が必要です。導入時には価格だけでなく、日々の清掃作業まで含めた運用視点で検討してみましょう。
導入コストとランニングコストのバランス
業務用グリドルを選ぶポイントは、「初期費用の安さ」だけで判断しがちです。しかし、初期費用のみに着目すると、導入後の後悔につながることもあります。
厨房機器は長期間使う設備であるため、ランニングコストまで含めた基準を意識してみましょう。
ランニングコストには、ガス代・電気代といったエネルギーコストのほか、消耗部品の交換費用や日常的なメンテナンスの手間も含まれます。
加えて、鉄板自体の耐久性も大切な比較ポイントです。
例えば、板厚が薄いモデルは初期費用を抑えやすい一方で、焼きムラが出やすく調理効率が下がったり、歪みや劣化によって早期の買い替えが必要になる場合があります。
そのため、長期的にはコストが高くついてしまうケースもあります。
導入時には「何年使う前提なのか」「その間にかかる総コストはいくらか」という視点で比較するのがおすすめです。
初期費用とランニングコストのバランスを見極めることが、無理のない店舗運営につながります。

鉄板(グリドル)選びでよくある失敗例とは?回避策もチェック
鉄板選びで多い失敗は、サイズと火力が不足し、ピーク時に提供が追いつかなくなることです。
店舗図面上の寸法や設置スペースだけで決めてしまい、席数やピーク時の提供枚数(回転率)を具体的に想定していないと起こりやすくなります。
この失敗を避けるために重要なのが「余裕のあるサイズと火力」を前提に考えることです。まずは、よくある失敗パターンと判断基準を今一度整理してみましょう。
サイズと火力不足で提供が追いつかない
席数やピーク時の提供数に対して、鉄板のサイズや火力に余裕がないと回転率は落ちてしまいます。
「提供が追いつかない」状態は、オペレーションではなく焼き上げ能力そのものが不足していることが原因です。
例えば、席数30席の店舗でピーク時に10枚以上の注文が同時に入るにもかかわらず、一度に焼けるのが4〜5枚程度の鉄板では、提供待ちが発生します。
火力も不足していると焼成時間が延び、次の注文に取りかかるまでの間隔も長くなります。
その結果、注文数は入っているのに提供が詰まり、回転率が下がって「忙しいのに売上が伸びない」状況に陥りがちです。
回避策として意識したいのは、「図面上のサイズや設置スペースだけで判断しないこと」です。
ピーク時でも余裕を持って対応できるサイズと火力を基準に選ぶことが、失敗しない鉄板選びにつながります。
板厚不足で焼きムラが出る
板厚が不足し蓄熱性が低い鉄板では、仕上がりが安定せず、品質や提供スピードに影響が出ます。
焼きムラは味の問題として捉えられがちですが、実際には調理全体を不安定にし、業務効率を下げる要因です。
板厚が薄いグリドルは、具材を乗せたり返した際に鉄板温度が下がりやすく、場所やタイミングによって火の入り方に差が出ます。
特にお好み焼きのように厚みと水分量のあるメニューでは、均一に熱が伝わらず、焼成時間や仕上がりにばらつきが生じやすくなります。
こうした失敗を防ぐには、十分な板厚による蓄熱性を確保することが対策です。
目安としては16〜22mm程度の板厚があり、ピーク時や連続調理でも温度が安定する仕様を選ぶことで、仕上がりと提供時間のばらつきを抑えられます。
清掃性が悪く日々の作業負担が増える
清掃しづらい鉄板を選んでしまうと、日々の作業負担が増え「労務コスト」につながります。
導入時には見落とされがちですが、清掃性の差は毎日の積み重ねとして確実に影響するポイントです。
排油がうまく流れない構造や、汚れが溜まりやすい形状の鉄板では、閉店後の清掃に時間がかかります。
その結果、仕込みや休憩時間が圧迫され、スタッフの疲労や不満につながりやすくなります。
「毎日のことだから仕方ない」と見過ごされがちですが、こうした負担は長期的に見て店舗運営の効率を下げる要因になります。
回避するには、導入時に日々の清掃作業まで想定したうえで機種を選びましょう。
店舗規模・席数・回転率から見る鉄板(グリドル)の最適サイズとは?
鉄板(グリドル)のサイズは、席数・ピーク時の提供数・回転率を基準にして、焼き上げ能力から逆算して考えることが重要です。
業態、メニュー構成によって必要なサイズは異なりますが、基本的には供給量に対して余裕のあるサイズを選びましょう。
ここでは、店舗運営を前提にした鉄板サイズの考え方を2つご紹介します。
席数とピーク提供量を基準に考える
鉄板のサイズは、席数そのものではなく、ピーク時の一定時間内にどれだけの注文を処理できるかで判断することが重要です。
設置できる寸法だけを基準にすると、営業中の“詰まり”を見落としがちになります。
例えば、ピークの30分間に8〜10卓から注文が集中する店舗だと「1回の焼成で何枚処理できるか」「次の焼成まで何分かかるか」が回転率を左右します。
この計算をせずにサイズを決めると、焼成待ちが連続し提供間隔が不安定になります。
重要なのは、ピークの時間帯を切り取って考えることです。
ピーク中に処理すべき提供量と、1回転あたりの焼成能力を照らし合わせ、余裕を持って対応できるサイズかどうかを基準に判断しましょう。
担当人数と動線で必要面積が変わる
業務用グリドルの使いやすさは、作業幅や配置によって左右され、回転率にも直結します。
同じサイズの鉄板でも、誰が・何人で・どのように作業するかによって、必要な面積は変わる点に注意が必要です。
例えば、1人で調理から盛り付けまでを行う場合は鉄板の前後や左右に十分な作業幅がないと、返しや盛り付けの動作が滞ります。
一方、2人以上で同時に作業する店舗では、動線が交差しない配置でなければ、作業効率が落ちやすくなります。
鉄板自体が大きくても作業スペースが十分でなければ、焼成後の動きが詰まり、結果として提供スピードが遅くなってしまうのです。この「焼けているのに出せない」状態は、回転率を下げる原因になります。
サイズ選びでは鉄板の寸法だけでなく、担当人数や作業動線を含めた配置全体を前提に考えることが重要です。

ガス式と電気式はどう違う?板厚・蓄熱性・清掃性で比較
ガス式と電気式の業務用グリドルをどちらにするかで悩む声は多いです。結論として、どちらが優れているかではなく、用途や運用スタイルとの相性で選ぶことが大切になります。
ここでは適した加熱方式を選ぶために、板厚・蓄熱性・清掃性の3つの観点から両者を比較してみましょう。
回転率とスピード重視のガス式
ガス式グリドルの特徴は、立ち上がりが早く、高火力での温度回復に優れている点です。ピーク時に注文が集中しやすい店舗や、回転率を重視する業態に向いています。
特にお好み焼きや鉄板焼きは、生地や具材を一度に多く乗せた瞬間に鉄板温度が下がりやすいメニューです。
ガス式は火力の立ち上がりが早いため、温度低下後の回復が速く、連続調理でも焼成リズムを保ちやすいという強みがあります。
ガス式が向いているのは、次のような店舗です。
- ピーク時に注文数が一気に増える
- 回転率を重視した営業スタイル
- 火力を使い分けながら調理したい
一方で、ガス式は設備条件や厨房設計の影響を受けやすい点にも注意が必要です。ガス容量や排気・換気が不十分な場合、想定した火力を発揮できないこともあります。
そのため、導入時には機器単体だけでなく、厨房全体の設計とあわせて検討しておきましょう。
安定性と制御性に強い電気式
電気式グリドルの特徴は、端的にいうと温度制御のしやすさと運用の安定性です。設定温度を一定に保ちやすく、焼成の再現性を重視したい店舗に向いています。
ガス式と比べると、立ち上がりの速さや瞬間的な火力では劣るものの、焼成中の温度変動が起きにくく仕上がりを安定させやすい点がメリットです。
調理工程を標準化しやすく、スタッフごとの仕上がり差を抑えたい場合にも適しています。
電気式が向いているのは、次のような店舗です。
- 温度管理や仕上がりの再現性を重視したい
- スタッフの入れ替わりが多く、調理を標準化したい
- 都市部や住宅地など、換気・火災対策の制限が厳しい立地
- ガス設備が使えない、または導入が難しい環境
一方で、電気式は厨房全体の電気容量に左右されやすい点には注意が必要です。
他の厨房機器との併用を含め、必要な電源環境が確保できるかを事前に確認しておきましょう。
ガス式と電気式の違いを比較表で解説
ガス式と電気式の違いは、火力の強さだけで判断できるものではありません。
先ほどお伝えした特徴を踏まえ、板厚・蓄熱性・清掃性の3つを比較してみましょう。
<ガス式・電気式グリドルの比較表(板厚・蓄熱性・清掃性)>
| 比較項目 | ガス式グリドル | 電気式グリドル |
| 板厚 | 厚板モデルが多く、高火力との組み合わせで焼成スピードを確保しやすい | 板厚はモデル差があり、温度制御とのバランスで選ぶ必要がある |
| 蓄熱性 | 高火力で温度回復が早く、ピーク時の連続調理に強い | 温度変動が少なく、安定した焼成を維持しやすい |
| 清掃性 | 火力が強いため油汚れが出やすく、構造によって清掃性に差が出やすい | 構造が比較的シンプルで、清掃・温度管理がしやすい傾向 |
この比較表から分かるように、ガス式はピーク耐性とスピード重視、電気式は安定性と管理のしやすさが強みです。
どちらが優れているかではなく、店舗の回転率やピークの出方、スタッフ体制、立地条件に合っているかを基準に判断しましょう。
鉄板(グリドル)の素材は何を選ぶ?迷ったら「蓄熱性と清掃性」を基準に
業務用グリドルの素材は種類があり、素材名だけで比較すると判断が難しくなりがちです。
実際の運用では「蓄熱性」「清掃性」「耐久性」の3点に着目すると選びやすくなります。
| 素材 | 蓄熱性 | 向いている考え方 |
| 鉄板 | 蓄熱性◎/清掃性△/耐久性◎ | 回転率・焼成力重視 |
| ステンレス | 蓄熱性△/清掃性◎/耐久性○ | 管理しやすさ重視 |
| 表面処理付き鉄板 | 蓄熱性○/清掃性○/耐久性○ | バランス重視 |
素材選びで迷った場合は、「焼成力を優先するなら鉄板」「管理のしやすさを重視するならステンレス」「両立を狙うなら表面処理付き鉄板」という考え方が目安になります。
導入で何が変わる?鉄板選びが店舗運営に与える効果
グリドル選びは、設備の話にとどまらず、回転率・品質・作業効率といった店舗の利益に直結する要素に大きく影響します。運用に合った仕様を選べば、供給スピードが安定し無駄なロスや負担を抑えられます。
ここでは鉄板選びは「なぜ重要なのか?」を具体例とともに解説します。
回転率が安定し提供スピードが改善される
グリドルのサイズや火力が店舗に合っていると、ピーク時でも提供スピードが安定し、回転率の向上につながります。供給が追いつかない原因の多くは、オペレーションではなく焼き上げ能力の不足です。
適正なサイズと火力の鉄板は、ピーク時の提供詰まりを防ぎ、回転率を安定させます。その結果、売上の取りこぼしを防ぐことができます。
一方、サイズや火力が不足していると、ピーク時に提供が詰まり、「忙しいのに回らない」状態に陥りがちです。サイズや火力の判断はよく見られる失敗例でもあるため、鉄板選びの段階で必ず押さえておきたいポイントです。
焼きムラが改善されるため料理の品質が向上する
板厚や蓄熱性が十分なグリドルを選ぶことは、調理中の温度低下が起こりにくくなり、焼きムラの発生を抑えられる点が特徴です。焼きムラが出なくなることで、焼き色や火の入りが安定し、仕上がりのばらつきが出にくくなります。
特に、生地を置いた直後や返した直後でも状態が崩れにくく、焼成の判断を迷わず進めやすくなります。調理のやり直しが減り、現場全体のオペレーションが安定します。
ピーク時でも判断に迷いにくく、調理を一定のリズムで進めやすくなる点も、店舗運営上の大きなメリットです。
清掃性と温度制御で調理作業の効率が上がる
清掃性が高く、温度制御がしやすいグリドルは、日々の作業工数と人件費の削減につながります。
「使いやすさ」は感覚の問題ではなく、現場の効率を左右する要素です。
例えば、排油処理や清掃が簡単な構造であれば、閉店後の作業時間を短縮できます。また、温度帯ごとに使い分けられる設計や安定した温度制御ができる鉄板は、調理判断を属人化させにくく、作業を一定の流れに乗せやすくなります。
作業しやすい鉄板選びは、スタッフ教育にかかる時間が短縮され、ヒューマンエラーも起こりにくくなります。「誰が使っても同じ結果が出やすい環境」を作れる点は、忙しい店舗ほど強いメリットになるでしょう。
メニュー拡張により客単価アップも狙える
適した仕様のグリドルを導入すると、お好み焼き以外の鉄板メニューにも対応しやすくなり、メニューの幅が広がります。
これは単なる品数追加ではなく、客単価や注文導線を見直すきっかけの一つです。
例えば、火力や蓄熱性に余裕があれば、焼きそばや鉄板焼き、一品系メニューなどを無理なく並行調理できるでしょう。「今ある主力メニュー」と「実際の来店ニーズ」にズレがある場合でも、鉄板性能が足りていれば柔軟に対応しやすくなります。
メニューの選択肢が増えることで、追加注文やセット提案も可能です。また、鉄板メニューに強みを持たせることは、周辺店舗との差別化という点でも有効です。
おすすめの業務用鉄板焼(グリドル)カウンター
ここまで解説してきた「サイズ・火力・板厚・清掃性・運用スタイル」といった判断基準を、そのまま反映できるのがフードトータルデザインのTPシリーズです。
TPシリーズは、店舗の運営に合わせて仕様を組み立てられるセミオーダー型の鉄板焼きカウンターで、スペック比較ではなく、運用や売上設計を前提に選べる点が特長です。
本体サイズ、排気方向、バーナータイプ、鉄板の材質・厚さを4つのステップで選択できるため、回転率を重視したい店舗や、作業動線・提供スタイルにこだわりたい店舗にも対応しやすい設計になっています。
「どれが一番良いか」ではなく、「自店にとって無理なく回る仕様をどう作るか」という視点で鉄板を選びたい方におすすめのシリーズです。
セミオーダーメイド:鉄板焼きカウンター(TPシリーズ)の詳細はこちらをぜひチェックしてみてください。

業務用鉄板焼(グリドル)でよくある質問
Q1:鉄板のサイズはどう決めればいいですか?
鉄板サイズは図面上の寸法だけでなく、席数・ピーク時の提供数・回転率から逆算して決めるのが基本です。
一度に何枚焼ける必要があるか、ピーク時に提供が詰まらないかを想定し、余裕のあるサイズを選びましょう。
Q2:ガスと電気、どちらがいいのか迷います。どう選ぶべきですか?
どちらが優れているかではなく、店舗の運用スタイルに合っているかで選ぶことが重要です。
回転率や立ち上がりを重視するならガス式、温度管理や安定性を重視するなら電気式が向いています。
Q3:板厚は厚いほどいいの?16mmと22mmで何が変わりますか?
板厚が厚くなるほど蓄熱量が増え、温度が下がりにくく焼きムラが出にくくなります。
16mmは立ち上がりの良さ、22mmは安定性が強みで、提供量やピークの強さに応じて選ぶのがおすすめです。
Q4:清掃性とはどこを見れば判断できますか?
清掃性は、排油の導線、鉄板のフチ形状、表面処理、部品の取り外しやすさなどで判断できます。
汚れが溜まりにくく、短時間で清掃できる構造かどうかを確認することが大切です。
業務用鉄板焼(グリドル)の選び方、迷ったらプロにご相談を
業務用鉄板焼(グリドル)は、価格やスペックだけで選ぶと導入後に運用面でズレが生じやすい設備です。席数やピーク時の提供数・回転率・作業動線といった視点から判断基準を整理することで、後悔のない選択につながります。
もし自店に合う仕様で迷った場合は、運用を前提に相談できるプロに一度確認してみるのも一つの方法です。
スマートイノベィションズのフードトータルデザインでは、こうした判断基準をもとに、店舗の運用に合わせて仕様を組めるTPシリーズを展開しています。鉄板焼きカウンターの導入だけでなく、厨房設計や機器選定、メニュー開発まで含めたトータル提案にも対応可能です。
「自店に合う仕様が分からない」「運用を前提に相談したい」という場合は、お気軽にお問い合わせください。
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この記事を書いた人
販売管理部 取締役
住宅メーカーでの接客・ゾーニング・CAD提案を経て、厨房業界へ転身。以後10年にわたり、大手チェーン店案件を中心に現場調査→プランニング→積算→施工までを一気通貫で担当してきました。設計・施工・運用の全工程を把握したうえで、導入計画と現場オペレーションの整合を取ることを重視しています。
現在は自社製品の販売を統括。お客様の「うまく言語化されていない本音や制約条件」を丁寧に引き出し、レイアウト最適化、導入コストとスケジュール、運用負荷、契約・リスクの確認ポイントまで踏み込んで提案するのが持ち味です。法学部で培った合意形成・契約視点を背景に、コラムでは導入・設置・運用・コスト試算の実務的観点を中心に、現場で役立つ判断基準を解説します。
「ご用聞きではなく、潜在課題の言語化と解決」が信条。プライベートでは釣りとアガベ栽培に熱中し、環境条件の管理や段取りの大切さを日々の仕事に生かしています。

